ドコモ、新メタバースプラットフォーム「XR World」提供開始。ブラウザから利用可能

ドコモは3月31日、ウェブブラウザから無料で利用できるマルチデバイス型メタバース「XR World」の提供を開始した。

同サービスは、本日発足したNTTグループの新ブランド「NTT XR」の取り組みとして展開。HIKKYが企画・制作・開発を手がけ、VR コンテンツ開発エンジン「Vket Cloud」を活用し制作されている。

ヘッドマウントディスプレイや専用アプリは不要で、ブラウザから利用可能。ボイスチャット、テキストチャット機能やアバターのリアクション機能を備え、一部コンテンツを除き無料で提供される。

まずは音楽ジャンルのコンテンツから提供を開始。18組のアーチストのライブ映像が公開されているほか、森口博子専用ワールド「森口博子 GUNDAM SONG COVERS」では、ガンダムソング・カバーアルバムの最新作「GUNDAM SONG COVERS 3」の試聴やMV視聴が可能。

将来的には、ヘッドマウントディスプレイへの対応やアバターのカスタマイズ機能、ユーザー同士が集まって共通の話題で盛り上がれる機能などを提供予定とのこと。

さらに、同サービスとさまざまな企業が提供するメタバースをつなぐ「オープンメタバース構想」に基づき、JR東日本などが提供する「Virtual AKIBA World」との相互連携も進めていく。

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