株式会社xCuraは、VRを使って痛い・怖い治療体験をエンターテイメントに変える「TherapeiaVR」を正式リリースした。
同社では、2022年3月よりさまざまなな診療科目でVRの試験導入を実施。今回、サービス名を旧名称の「XR Therapy」から「TherapeiaVR」に改めたうえでの本格展開開始となった。
治療中にVRを装着することで、意識をVR映像に集中させ、落ち着いて楽しく治療を受けられることを目的としている。
単にVR映像を見るのではなく、映像で呼吸の長さ・タイミングをガイドしたり、自律訓練法や漸進的筋弛緩法のナレーションを行ったりすることで、より効果的なリラクゼーションを促す。
歯科治療や胃カメラの検査、医療脱毛、心臓手術など、診療科目問わずあらゆる場面で使用できるとしている。
さらに、2023年から複数の大学で共同研究を行う予定だという。