日本の仕事での「AI活用率」はわずか19%!半数近くが「どうすればいいかわからない」と回答【LinkedIn調査】

LinkedInは、ビジネスパーソンのAIに対する意識についての調査を実施。日本における仕事でのAI使用率は約19%にとどまることがわかった。

この調査は、世界18カ国で16歳以上の就労者約30,000人を対象に行われ、日本では1,518人を対象に実施。すでに仕事でAIを使用しているかの調査には、インドネシア(71%)、インド(68%)、ブラジル(58%)、サウジアラビア(58%)、米国(58%)では半数以上が「使用している」と回答したのに対して、日本では約19%と5人に1人しか使用していないこと浮き彫りとなった。

一方で、仕事にAIを活かす方法の学び方に対する調査に対しては、日本の回答者の約半数(45%)が「仕事に AI を活かす方法を学びたいが、どうすればいいのかわからない」と回答しており、わからないながらも、AIを学びたいという意欲は持っていることがわかった。

また、AI はどのような形でキャリアアップに役立つと思うかについての調査では、64%が「何らかの形で役立つ」と回答。その理由として、「自分に必要なスキルやトレーニングを教えてくれる」(27%)、「知識や洞察をすぐに手に入れることができるため、仕事に対する自信が高まる」(25%)「付加価値のある仕事に集中できるため、早く昇進できる」(16%)などが挙がった。

そして、職場で AI ツールが広く使用されるようになると、どのスキルの重要性が高まるかという質問については、「問題解決能力」(43%)、「時間管理能力」(42%)、「適応力/回復力」(42%)という結果になりました。諸外国も同じく、問題解決能力(62%)、時間管理能力(61%)、回復力(60%)、戦略的思考(60%)と回答した。

調査概要

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