レメディ・アンド・カンパニー株式会社は、特化したMRアニマルセラピー「いつでもワンちゃん」の販売を7月23日より開始した。
このサービスは、VRゴーグルを通じて時間や場所の制限なくバーチャルペットと触れ合えることが特徴。
「ラブラドール・レトリバー」「柴犬」「ポメラニアン」の3種類の犬種から選択でき、「こっちおいで」「おすわり」などの音声や、「まて」などのハンドサインに反応する機能を備えている。
開発の背景には、シニア世代のデジタル機器利用の増加がある。総務省の調査によると、60代の8.5割以上がインターネットを使用しており、今後デジタルを活用した高度なレクリエーションの需要が高まると予想されている。
「いつでもワンちゃん」は、従来のアニマルセラピーと同等の効果が検証されており、アレルギーや衛生面の問題で実施が困難だった施設でも導入が可能。販売は介護施設や施設入居者が対象となり、現時点では一般家庭向けの販売は行われていない。