富士ソフトは、バーチャル教育空間「FAMcampus」の提供を4月1日から開始する。
集合授業型や個別指導型といった指導形態に応じたフロアが用意されており、生徒はアバターとしてログインして学習に取り組む。
アバター同士をぶつけるだけでビデオ通話ができ、外部Web会議システムを連携させて授業を行うことや、画面共有やホワイトボード共有、チャットなどの機能を使うことが可能。
教育現場では、オンライン学習が一般的になった一方で、従来は休憩時間などに行われてきた教師から生徒への個別の指導や助言が行えないことや、質問や会話の機会が減ったことが課題となっている。
本サービスでは、先生や仲間の存在を感じながら学ぶことで、学習意欲や競争心の向上につなげることをめざすという。