高大連携に取り組む 東北福祉大学と常盤木学園高等学校、NTT東日本 宮城事業部が、最新のデジタル技術を使った地域活性化の取り組みで協業することを発表した。
東北福祉大学と常盤木学園高校は、2023年4月に高大連携協定を締結。学校教育の振興と地域社会の発展と人材育成に注力している。この取り組みは、両校とNTT東日本が地域活性化の取組みについて意見交換をする場からアイデアが生まれ、実現に至ったという。
取り組みでは、大学キャンパス・高校校舎近くに位置する榴岡公園を中心とした仙台市宮城野区エリアをデジタル技術を活用して活性化することをめざす。
具体的には、学生・生徒に向けてデジタル技術に関する勉強会やワークショップを実施した後、360°カメラを使った榴岡公園の撮影および、撮影データの編集、バーチャル空間マップの作成を行う。さらにその後、完成したバーチャル空間やマップを使った地域活性化策の検討や施策を実施する。
取り組みは2024年3月31日まで実施される予定。地域の若者の視点を取り入れて地域活性化を目指し、デジタル人材の育成にもつなげていくという。