学研ホールディングスのグループ会社、株式会社ベンドは、オンラインコミュニケーションツール「MetaLife」の提供を開始した。
MetaLifeは、バーチャルオフィスやオンラインイベントなどでの利用を想定。アプリ等は不要でブラウザからアクセスできる。
ユーザーは、画面上に2Dで表示されたオフィス空間にドット絵風のアバターとして入室。アバター同士が近づくと自動でビデオ通話と音声がつながるため、話したい人のアバターに近づくだけで気軽に会話が可能だ。
大人数で集まって話をする場合に適した「会議室」や、空間内のユーザー全員に音声を届ける「全体アナウンス」、メモやワイトボードの共有といった機能も備える。
25人までは無料で利用可能。他に、最大50人まで利用できる「ビジネス」、300人まで利用できる「エンタープライズ」などの大人数向け有料プランがある。
さらに、イベントなどを想定した24時間の「単発プラン」も用意されている。
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よく似たドット絵風2Dデザインのオフィスツールに、海外製の「Gather」があるが、日本語化されていないことや、多機能ゆえに初見では用途が分かりづらい機能も存在することが少々難点だった。
日本語で使えてシンプルな機能の国産ツールが登場したことで、導入ハードルが下がりそうだ。