株式会社バーチャルキャストは、重電メーカーの明電グループなどと協働で製造現場の労災防止教育を仮想空間で展開できる「メタバース安全体感教育」を開発した。
これは、コロナ禍でリアル環境での集合教育の実施が難しくなったことを受けて開発されたもの。
バーチャルキャスト内に構築したメタバース空間内で、講師と受講者がアバターとして集まり、リアルで開催する安全体感教育に近い教育環境を再現する。
バーチャルキャストアプリをインストールしたPCおよび、ヘッドマウントディスプレイ、コントローラーが必要。
初回コンテンツとして開発した「運転中の撹拌機で切創体感」は、撹拌機に材料を投入する作業中にで、ミスによって中に落としてしまったものを稼働したまま拾うという不安全行動を体感できる。
今後は「プレス挟まれ体感」「火災体感」「回転機巻き込まれ体感」などのコンテンツ拡充を計画している。