4月22日〜24日まで、天空橋の羽田イノベーションシティで開催されている「羽田スマートシティEXPO2022春」。未来社会の可能性を発信する目的で大田区や民間企業が連携して開催しているイベントだ。会場の様子をお届けしよう。
いろいろな産業ロボットに会える!
会場内では、いたるところでロボットのデモが行われていた。
月面探査ロボットの技術を応用して作られたという搬送用ロボット「Mighty-D3」。小型ながら、なんと30kgまでの荷物を運べるとのこと。
来場者に配る記念品を積んで会場内を動きまわる配膳ロボット。屋外を走っている姿を見るのは新鮮!
手の動きで操作するモーションコントロールに対応したロボット。カメラの前で指を指定の形にすると、ロボットが前進したり回転したりする。
拍手ロボットの「ビッグクラッピー」は、白いボディで額にロゴの入ったオリジナルデザインが2体。よく見るとロボがつけている蝶ネクタイもロゴと同じカラーリングになっている。
子どもが運搬ロボットなどにに乗れる体験コーナーも。楽しそう!
調理から配膳まですべてロボットが行うレストラン。かなり人気なので早めに行ったほうがよさそうだ。
ちなみに筆者は開店10分前くらに並んだものの、席数が少ないこともあり初回では入れず順番待ちとなった。(一度受付をすると予約扱いになり、空いた時点で電話をもらえるので、ずっと並んでいる必要はない)
VRライドやARスポーツの体験ができる!
室内では、ヘッドマウントディスプレイとアームセンターを装着して、ドッジボールのようなルールで対戦するARゲーム「HADO」の体験も行われていた。
腕の動きで「エナジーボール」を投げ、相手の前に表示されている「ライフ」(的のようなもの)に当てることで得点できる。
こちらはモビリティ型のシミュレーター「キックウェイ」の体験コーナー。VRゴーグルを被って
キックボードのような筐体に乗ると、加速度や振動、風などの体感をともなった移動体験ができるというもの。
AI絵画展示やスタンプラリーも
AIを使って制作された絵画の展示も実施。絵画には題名がつけられておらず、来場者がそれぞれの題名を想像してシールに書いて貼れるようになっていた。
神奈川を中心に展開するシェアサービス「SEA-Board」による、電動キックボードの体験コーナーも(要原付免許)。車両はセグウェイのシェアリング向けモデル「Segway Ninebot Max Plus」とのこと。
また、会場内に掲示されたQRコードを使ったスタンプラリーも行われていた。20個のスタンプを集めると、ロボットやドローンなどがあたる抽選に参加できる。
このほかには、各地の名産品などを販売するブースや、空港を眺めながら足湯を楽しめるDJイベント「足湯DJナイトフェス」なども行われている。
イベントは23日(日)まで。誰でも無料で参加できる。