今年のエイプリルフールも、さまざまな話題が世間を賑わせた。
ぶっ飛んだ壮大なネタが注目されるなか、妙にリアルな「エイプリルフールネタ」がTwitterのタイムラインにいくつか流れてきた。みると「April Dream」というハッシュタグがついている。
これは、「4月1日を夢を発信する日にしよう」という主旨で実施されたPR Timesによる企画。そのため、「いずれは実現したい」という想いをもって発信されたものばかり。
その中から、メタバース関連の「夢」を紹介する。
遠隔地から「分身」を依頼
株式会社toraruは、リアル・メタバースサービス「GENCHI」のネットワークが世界中で完了したことを報告。
「GENCHI」は、遠隔地の人が現地にいる人材にオンラインを介して自らの分身の体になってもらうことを依頼。現地で視覚や聴覚を共有してもらい、その地に出現すると同時に目的を達成するしくみとのこと。
メタバースの墓地
each tone合同会社は、2021年にローンチした会員制バーチャル墓地「víz PRiZMA」の発展型サービスとして、「メタバースの墓地」を提唱。墓地にはデジタルアートやデジタル位牌を展示できるという。
1500万人が集まる「メタマンション」
中央電力株式会社は、日本に住む全てのマンション居住者約1500万人をひとつにつなぐ仮想都市「メタマンション」を発表。近隣に住む人と気軽にコミュニケーションをとれる空間を作るとのこと。
メタバースで婚活
タメニー株式会社からは、時間・場所を選ばないメタバース婚活サービスが発表された。世界中の方と出会うことができ、自分の感情や考え方がリアルタイムでメタバース内のアバターに反映されるとのこと。
平和な社会の創造にメタバースを活用
マザーアース・プラットフォームは、メタバースなどの最新技術を取り入れたプラットフォームの設立を発表。世界中の市民との共創によって平和で持続可能な社会の創造に役立つ経験やビジョンを集積することをめざすという。
日本全国をNFTに!
レオマネジメント株式会社は、47都道府県の魅力を取り入れたNFTを発行し、その売り上げの一部を地方創生のために寄付するプロジェクト「ALL JAPAN PROMOTION DAO CLUB」をお披露目。今後は全国が舞台のブロックチェーンゲームのリリースも予定しているとのこと。
「これはすぐに実現するのでは」というものも多く、今後が楽しみだ。