株式会社ドコモgaccoと立命館大学、AVR Japan株式会社は、VR空間を使ったオンライン研修の実証実験を実施した。
研修は、ブロックを使ったチームビルディングトレーニングを題材に、3Dモデルを使ってVR空間内で作品を作る内容で実施。2022年3月に2回に分けて開催し、各回の実施後にアンケートを行って効果を検証した。
「Teamsなどを利用したオンライン研修と比較して、積極的に研修を受けることができましたか?」という問いでは、「とてもそう思う」「すこしそう思う」の合計が約8割にのぼった。
また、3Dモデルで表現することが、絵や文章、スライド資料といった他の方法と比べて自分の考えを伝えやすかったかという質問では、約6割が「とても伝えやすい」「少し伝えやすい」と回答した。
3Dモデルを使用することが、絵や文章などの方法に比べて他の参加者の考えを理解しやすかったかどうかの問いには7割が「とても伝えやすい」「少し伝えやすい」と答える結果となった。
さらに、「今後もVR空間での研修を受講したいか」という質問には、9割近くが「はい」と答える結果になったという。
実証実験の結果を受け、今後はVR空間で研修をすることの強みを活かした研修内容を具体化させていく必要があるという。