なぜ「仮想空間で雑談」なのか?

はじめまして。Zat’s VR管理人の酒井麻里子と申します。私はこれまでITライターとして、さまざまなデジタルツールやそれらを活用する企業を取材してきました。

そして、新型コロナの影響でテレワークが一気に普及したこの1年半、テレワークを導入する企業から、こんなコミュニケーションの課題を聞くようになりました。

「日常業務はリモートで問題ないけれど、新しいアイデアが生まれにくくなった」

「コロナ禍になってから入った新入社員のフォローが十分にできていない」

多くの企業やチームが、おそらく同じような課題を抱えているは多いのではないでしょうか。

テレワークは雑談がしづらい!

なぜ、リアルな職場に集まっていた時代には問題なく実現できていたことが、リモートだと課題になってしまうのか? 私はその要因のひとつに「雑談不足」があるのではないかと考えています。

画面上に各自の映像が並んだだけのWeb会議ツールは、リアルなコミュニケーションに比べると、どうしても「余計な話」をしづらい雰囲気があります。

そんなテレワーク時代ならではの課題を、テクノロジーで解決することはできないか? そう考えたときに注目したのがVRをはじめとした仮想空間です。

Web会議より相手を身近に感じることができるVRは、そんなビジネスシーンにおける雑談不足の解消に貢献できるポテンシャルを秘めていると感じています。

メタバース時代のコミュニケーションに役立つ情報を発信

そんなことを考えてこのサイトの準備を進めていた2021年8月、Facebookが仮想空間サービスへの注力を表明し、仮想空間を意味する「メタバース」が一挙に注目ワードになりました。

ゲームや音楽イベントなど、エンターテイメントの分野ではすでに普及しつつあるVRですが、いよいよオフィスでも、VRが本格的に活用される時代がやってきそうです。

このサイトでは、「VR」と「雑談」を軸に、テレワーク時代のコミュニケーションに役立つ情報をお届けしていきたいと考えています。

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