「oVice」と「Microsoft Teams」でステータスの連携が可能に 自分の状態を可視化しやすく

バーチャルオフィスサービスの「oVice」が、Microsoft Teamsとのステータス連携を7月11日より開始した。

Teamsの表示と同じ色でステータス表示

この機能では、Microsoft Teamsで設定できる「プレゼンス」(ステータス情報)を、oViceのアバター上に絵文字で表示させることができる。

Teams側のプレゼンスが、「取り込み中」「応答不可」「一次退席中」「退席中」のいずれかの場合は、Teamsで表示されるものと同じ色および記号の丸い表示が、oViceのアイコンにも表示される。

Teamsのカレンダー機能や通話機能から「会議中」「通話中」と表示される状態の場合、oVice上のアバターには赤丸内にカレンダーが描かれた絵文字が表示される。

oViceの設定からアカウント連携が可能

連携を行うには、oViceの「個人設定」内にある「MICROSOFT TEAMSへの接続」ボタンから、マイクロソフトアカウントにログインする必要がある。なお、連携が可能なのは、マイクロソフトのビジネスアカウントのみとなる。

同社では今後も、さまざまな外部サービスとの連携を行っていくという。

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oViceとTeamsのように、複数のコラボレーションツールを併用しているケースは多いだろう。そのような場合に、ステータスが変わる度に個別に切り替えるのでは不便だ。

今回の連携機能は、そのような煩雑な作業をなくし、リモート環境でコミュニケーションを取るうえでは重要となる「自分の状況を周囲に伝える」ことをスムーズする助けとなってくれそうだ。

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