「バーチャルOKINAWA」を運営する株式会社あしびかんぱにーと沖縄ヤマト運輸は、沖縄の名産品を全国に届ける「国際通り商店街公式オンラインショップ」をオープンした。
沖縄県では、新型コロナウィルスの影響で観光客が減少。2020年度の観光収入は前年度比64.7%減となり、閉店を余儀なくされている店舗も増えている。この状況をうけ、商店街の活性化や販路拡大支援を図るためのプロジェクト第一弾としてスタートした。
このオンラインショップは、メタバース空間で沖縄を体験できる「バーチャルOKINAWA」内の「バーチャル国際通り」からアクセスが可能。
「バーチャルOKINAWA」で実施する各種イベントを通じて集客と販売機会の強化、販路拡大を図り、商品受注後は、沖縄ヤマトが対象商品を店舗へ出向いて集荷、梱包や発送などの作業を行う。
このしくみにより、参画テナントは商品を登録するだけで、発送作業などの周辺業務不要で自店舗の商品を販売できるようになる。
「バーチャルOKINAWA」は、現在はVRプラットフォーム「VRChat」での公開のみだが、5月下旬にはスマホからアクセスできるWEBブラウザ版も公開予定となっている。