世界文化遺産「伊勢堂岱遺跡」を体験できるXRコンテンツ公開

秋田県北秋田市、大日本印刷株式会社、株式会社DNPプランニングネットワークは、世界文化遺産の伊勢堂岱(いせどうたい)遺跡をXRで体験できるシステムを4月18日に公開する。

伊勢堂岱遺跡は、2021年に世界文化遺産に登録。今回のシステムは、現地でのリアルな体験にバーチャルな体験を融合したハイブリッドな体験価値”を提供するための取り組みとして実施。伊勢堂岱遺跡に隣接する「伊勢堂岱縄文館」および公式ウェブサイトから利用できる。

3D鑑賞システム「みどころビューア」では、出土品の質感や細かい文様を高精細デジタルアーカイブ技術で再現。さまざまな角度で出土品の細部まで鑑賞できる(伊勢堂岱縄文館のみで利用可能)

また、2D鑑賞システム「みどころキューブ」は、個性的な出土品同士の関係性や特徴を学べるシステム。

画面上のキューブ型のインタフェースを操作して、多くの出土品が発見された場所・深さを見ることができ、出土品同士の位置的なつながりや積み重ねられた歴史が視覚的に理解できる。

さらに、360°VR鑑賞システム「バーチャル散策では、4つの環状列石を360度のVR空間で巡ることが可能。ドローンで撮影した映像で、遺跡の規模や4つの環状列石が並ぶ珍しい様子も一望できる。

このほかに関連する取り組みとして、土偶のペーパークラフトを使った体験プログラムや首都圏のデジタルサイネージでの動画広告、インフルエンサーを起用したプロモーションなどが行われる。

伊勢堂岱遺跡公式サイト

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