救命救急VRシミュレーター「EVR」パッケージ販売開始 医師が自由に患者症例を作成

株式会社ビーライズは、救急医療のVRシミュレーター「EVR」を大幅アップデート。大学および病院に向けたパッケージ販売を8月1日より開始する。

2021年8月にリリースされた「EVR」は、VRを用いた実践的な診察・検査がシミュレートできる研修コンテンツ。

今回のアップデートでは、症例入れ替え機能や診察ログ機能などを新たに搭載。本番に近い環境で実践経験を積むことができるようになった。

触診、視診、打診などの身体所見の確認や、聴診器やエコーなどの器具使用、心電図や画像検査、検体検査まで幅広い診察・検査内容をシミュレートできるほか、シミュレート中に表示されるテキスト・画像・動画・音声データを入れ替えることで、研修したい内容に合わせて症例を自由に変更できる。

さらに、体験者の診察・検査手順はテキストログおよび動画データとして保存可能で、プレイ後にログデータとして確認することも可能だ。

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