バーチャル技術の研究・開発を手がけるイマクリエイト株式会社と神戸学院大学は、薬学生向けバーチャルトレーニングを共同開発した。
トレーニング内容は、「初回インタビュー」と「薬の情報提供」の2種類で、症状のヒアリングや服用中の薬、生活習慣など、患者が来局してから薬を受け取るまでの一連のコミュニケーションを、実際の患者と会話をするように声に出しながら学ぶことができる。
また、トレーニング中の自分の声を録音することで、トレーニング終了時に回答例と比較して振り返ることが可能。
コロナ禍で患者と直接コミュニケーションをとる実習が制限されるなかで、実際に自分で考えて行動するアウトプット型の学習の機会を作ることを目的としている。