Facebookが日本時間29日未明、VR/AR開発者向けイベント「Connect2021」の基調講演で、社名を「Meta(メタ)」にすると発表しました。
同社の社名変更は以前から噂されており、メタバース(仮想空間)事業への注力を表明していることからメタバースに関連した名前になるのではと言われていましたが、その通りになりました。
約1時間20分のカンファレンスでは、ザッカーバーグ氏が同社が描くメタバースについて説明。同社が販売するVRヘッドセット「Oculus Quest2」のホーム空間のアップデートや、ビジネス向けプラットフォーム「Quest for Business」のテストの開始も発表されました。
SNSとしてのFacebookの名称はそのまま存続するようですが、同社のコーポレートサイトは既に「Meta」に変わっています。
FacebookをはじめとしたSNSの登場によって、この十年あまりで人とのつながり方が大きく変わりましたが、Facebook…もといMeta社は本気で「その次」に向かって邁進するようです。
メタバースについては、「本当に定着するの?」「実用性あるの?」といった懐疑的な声もまだまだ多いですが、王者Facebook…じゃなくてMeta社が先導することで、本当に「次の時代のコミュニケーション手段」となる可能性も高くなってきました。
当サイトでも、今後の動向を追っていきたいと思います。