国立科学博物館が「高山植物」をテーマにしたバーチャル展示開始 北アルプスの登山をVRで体験

国立科学博物館は、「高山植物」をテーマとしたフルバーチャル企画展を11月18日より開催する。

本展では、北アルプス白馬岳をVR空間に再現し、夏山の高山植物を季節を問わず体験できる。登山者視点で山の景観や地形を楽しみながら、標高による植生の変化を観察できる。登山経験のない人でも気軽に楽しめる内容となっている。

展示は2章で構成される。第1章「バーチャル白馬岳」では、ドローン映像や360度映像から作成した3Dモデルにより、大雪渓上部から旭岳方面まで5地点を再現している。第2章「高山生態系の危機と保全」では、高山植物の現状と保全活動を紹介する。

11月18日以降は常設となり、無料で視聴が可能。PC、スマホのブラウザからのアクセスほか、VRゴーグルでアクセスできる。

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