DNPの「メタバース役所」で、地域の魅力を発信できる新サービス提供開始 最大1000人の同時接続や多言語に対応

大日本印刷株式会社は、生活者が自治体の各種サービスをメタバース上で利用できる「メタバース役所」の新サービスとして「魅力発信サービス」を展開する。

本サービスは地域資源を可視化した魅力発信空間を制作し、導入コストや運用負荷を軽減しながら地域の魅力を効果的に発信する交流会やイベントを実現する。これにより住民のエンゲージメント向上や域外の人々との交流拡充を通じ、観光促進や地域活性化を目指す。

本サービスでは、地域の魅力を効果的に演出するアセットを活用し、参加者が積極的に参加できるプログラムを提供する。また、最大1000人の同時接続に対応し、多言語対応も予定され、インバウンド施策などに効果的に活用できる。さらにに、準備期間を短縮し、経済的負担と運用負荷を軽減できることも特徴となる。

価格は共同利用モデルで初期費50万円~/月額62.5万円(最大同時接続数50人)、個別利用モデルは都度見積もり(最大同時接続数1,000人)となる。

このサービスは、増加する自治体のメタバース活用ニーズに対し、交流会に適した空間や運営ノウハウの不足という課題を解決するために開発された。同社では、2021年から展開するXRコミュニケーション事業の知見を活かし、自治体の観光促進や地域活性化、行政サービス向上を支援している。

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