Dynabook株式会社は、透過型XRグラス「dynaEdge XR1」を発表した。現実空間と仮想空間を融合させるXR技術を活用し、製造・メンテナンス・建設・物流・医療などの現場におけるDXを支援するデバイスとなる。
本製品は両眼タイプの透過型XRグラスを採用。単眼タイプと比較して仮想UI表示領域が大幅に改善されている。また、テンプル部分へのクッション装着などにより着用感を向上させる独自技術(特許出願中)も適用されている。
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主な用途として、ピッキング支援、遠隔支援、教育・トレーニング、オフィスソリューションが想定されている。PCと接続することで、作業空間が限られた環境でも仮想マルチスクリーン上での作業が可能だ。
製品の特長として、透過型レンズによる自然な視界の確保、眼鏡専門家監修による着用性の追求、4方向ボタンとタッチパッドを搭載した直感的な操作が可能なXRコントローラー(dynaEdge C1)が挙げられる。
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本体には1,920×1,080のFHDディスプレイ(視野角約45度)、RGBカメラ1基とモノクロカメラ2基、各種センサー類を搭載している。コントローラーにはオクタコアARMプロセッサ、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2などを搭載している。
価格はオープン価格で、発売は2025年春を予定している。