DNPと北秋田市、文化財鑑賞システム「みどころキューブ MR型」の伊勢堂岱縄文館での実証実験を実施

大日本印刷(DNP)と秋田県北秋田市は、MR技術を活用した新しい文化財鑑賞システム「みどころキューブ MR型」の実証実験を2024年10月から2025年2月まで実施する。

「みどころキューブ MR型」は、ヘッドマウントディスプレイを装着することで、現実空間の映像に重ねてさまざまな情報が表示されるシステム。スマホ等に比べて没入感のある体験ができることが特徴で、利用者は手や指の動きを使った直観的な操作でキューブ内の作品・資料等を自由に閲覧できる。

実証実験は、伊勢堂岱縄文館と市内中学校で実施。伊勢堂岱縄文館の常設展に設置されるほか、イベント開催時には、複数人での同時MR鑑賞体験が可能になる。また、北秋田市内の中学校の課外授業でも活用される。

実証実験の結果を踏まえ、博物館・美術館や教育現場への本格展開を目指し、文化財への理解促進と新しい学習体験の創出を行っていくという。

○期間 : 2024年10月22日(火)~2025年2月28日(金)
○場所 : 伊勢堂岱縄文館(北秋田市脇神字小ケ田中田100-1)、北秋田市内の中学校
○主な内容 :
 ・伊勢堂岱縄文館の常設展への設置
 ※イベント開催時のみ、複数人での同時MR鑑賞体験が可能
 ・北秋田市内の中学校の課外授業で活用
 ・伊勢堂岱縄文館関係者による評価

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