慶應義塾大学SFC研究所とソフトバンク、O株式会社は、慶應SFCのバーチャルキャンパスを構築し、メタバースプラットフォーム「MEs」上で構築し、実証実験を実施している。
バーチャルキャンパスでは、ソフトバンクが撮影した航空写真や点群データなどをベースにSFCの道路や樹木、建物などを再現。学生はバーチャルキャンパス内を自由に動き回ることができ、その空間に自身の創作物を配置することも可能。
バーチャルキャンパスで授業を行う際には、シラバスをメタバース上に展開。通常のシラバスを3Dテクスチャーとして展開するだけでなく、学生が探索して触れ合いながら学べるシラバス体験を作り出すことも可能となっている。参考文献、読み物、プロジェクトの3Dモデル、アサインメントのビデオなど、さまざまな情報とのインタラクションを通じて、学生が主体的に新しい学問と向き合い、教員や学生同士が双方向でコミュニケーションをとることが可能になるという。