先日の記事で紹介した、自分の前身を撮影してアバターを作成できる「AVATARIUM」。できあがったアバターは、仮想空間プラットフォーム「cluster」で期間限定で利用可能です。連携設定をして、cluster内で開催されているイベント「バーチャル渋谷ハロウィーン」に行ってみました。
「アクセストクーン」を取得する(clusterでの操作)
まず、ブラウザでclusterにアクセスして、メニューの「アバター」を選択

連携サービスが並んでいるので、「AVATARIUM」の「トクーン生成」をクリック。

表示されるトクーン(英数字の文字列)をコピーします。

cluster側の作業はここで一旦終了です。
clusterとAVATARIUMを連携する(AVATARIUMでの操作)
続いてAVATARIUMのサイトにアクセスして、アバターを作成したアカウントでログイン。メニューの「エクスポート管理」を選びます。



AVATARIUMで作成したアバターが一覧表示されています。

clusterで使いたいアバターを選び、「エクスポート」をクリック。なお、現状ではリアルな姿のアイコンはエクスポートできず、似顔絵風アバターのみ使用可能となっているようです。

エクスポート完了画面が表示されたら作業は終了。clusterでこのアバターが使えるようになります。

clusterで自分のアバターを使う
作成したアバターを使って、cluster内の仮想空間「バーチャル渋谷」で開催されているハロウィーンイベントに繰り出してみました。
入室時に表示されるアバターの選択画面に、先ほどインポートした自分のアバターが表示されています。

この日(10月24日)は、Creepy Nutsのバーチャルライブが開催されていました。
デフォルトで選択できるアバターを使っている方が多いものの、AVATARIUMのアバターもちらほらと見かけます。

街中の看板やデジタルサイネージの広告はpovo2.0推し(ハロウィーン当日はイベントの看板に変わっていました)

アプリ内の自撮り機能を使うと、記念撮影もできます。

なお、AVATARIUMとclusterの連携は、ハロウィン渋谷のイベント終了にともなって10月31日で終了するとのこと。ぜひまた連携してほしいなと思います。リアルバージョンの方のアバターも使ってみたい……
皆が同じ姿になるデフォルトのアバターは、「他者と自分を区別する」というコミュニケーションで重要な要素が欠けてしまうのが難点。簡単に自分に似せたアバターを作れるサービスは、仮想空間でのコミュニケーションを広げていく上でとても有用だと感じました。